パソコンは日常生活や仕事において欠かせないものになっています。
そのため、これからパソコンを使えるようになろうと勉強を考える人もいるでしょう。
だけど、パソコンは非常にデリケートな機器です。
きちんとした使い方を知っておかないと、データが消えてしまったなんてことになりかねません。
今回は、パソコン初心者にありがちな失敗や、失敗をしないための方法について紹介していきます。
パソコン初心者にありがちな失敗
パソコン初心者の失敗は、慣れている人から見れば「どうしてそんなことをするのか」と思うようなものも多いです。
知らないからこそ、知っている人から見ればとんでもないことをしているように見えるのでしょう。
どんな失敗があるのか、これからパソコンを勉強する人も覚えておきましょう。
事前にこれらを知っておくことで、自分が失敗するリスクを減らすことができるはずです。
保存をしないまま終了
初心者が一度は通る道と言っても過言ではない失敗が、保存をしないまま終了することです。
資料などに時間をかけても保存をしなければ費やした時間がすべて無駄になってしまいます。
終了する時に出てくるウインドウの文章をきちんと見ないまま、適当に押して保存をしないまま終了をしてしまうという人もいます。
資料作成などをしていても、こまめな保存を心掛けるようにしてください。
CtrlとSを一緒に押すことで保存をすることができます。
ちょっとした区切りがついた時は、ショートカットキーを使ってこまめな保存をしましょう。
そうすることで、保存をしないで終了したとしてもダメージは軽減されます。
こまめに保存をする習慣がつけば、突然のフリーズなどでも最低限のやり直しですむはずです。
自動保存もありますが、自分でも保存をする癖をつけてください。
新しいフォルダが多くて見分けがつかなくなる
不要なファイルをまとめる場合など、フォルダ分けをすることがあります。
一般的にはフォルダに名前をつけて、すぐ分かるようにするのですが初心者の場合は「新しいフォルダ」という名前のままというケースが多いです。
最初は見分けがついていても、新しいフォルダが増えていくにつれて、どのフォルダに何が入っていたのかが分からなくなるまでが、パソコン初心者の鉄板コースと言ってもいいでしょう。
デスクトップに不要なソフトのアイコンが並んでいる
間違った操作などでデスクトップにショートカットを作っていたり、不要なソフトのアイコンが並んでいるというのも初心者あるあると言ってもいいでしょう。
デスクトップに不要なアイコンが並んでいると、本当に必要なものが分からなくなってきます。
それに、アイコンがずらりと並んでいると整理整頓ができない人という印象を持たれてしまいます。
デスクトップには必要なソフトやショートカットのアイコンだけを並べるようにしましょう。
電源ボタンを押す
パソコン初心者にありがちで、取り返しがつかない失敗が電源ボタンを押すということです。
他の機器などでは、電源ボタンでオンオフになるものが多いです。
初心者の場合、その考えを持っている人も少なくありません。
きちんとした手順を踏まずに強制的に電源を落としてしまうと、データ破損の可能性が出てきます。
フリーズをして通常の手順で電源が落とせない場合など、緊急時以外で使わないようにしましょう。
電源の切り方が分からない
パソコン初心者に比較的多い失敗が、電源の切り方が分からないというものです。
通常はシャットダウンを選んで電源を切るのですが、慣れていないと切り方が分からないのです。
その結果、強引な電源ボタンを押しての強制シャットダウンをする人がいます。
電源ボタンを押すと、先述したようにトラブルになる可能性が出てくるのでしないようにしましょう。
パソコンを買ってから自力で勉強するのではなく、パソコン教室に通って最低限の起動の仕方、電源の切り方などは教わっておくといいでしょう。
パソコンで失敗をしないためには
パソコンで失敗をしないためには、何をすればいいのでしょうか。
結論から言えば、失敗をしないためにはある程度の知識などをたくわえるしかありません。
どうすればいいのかなどで悩んでいる人は、以下のポイントを覚えておきましょう。
適当なことをしない
パソコンで失敗をしない方法、それは適当なことをしないことです。
適当なことと言って曖昧なので、どんなことなのかを以下でチェックしておいてください。
☆起動中に電源ボタンを押さない
☆分からないことがあるなら調べる
パソコンを立ち上げる時の電源ボタンを押すのはいいですが、起動中の場合はリスクが高いです。
一度や二度でデータが破損することはないと言われていますが、それでも正式な手順ではないので何が起こってもおかしくないと考えてください。
他にも、分からないことがあるなら解決方法を調べるようにしましょう。
仕事でパソコンを使っているなら余計に適当なことはしないようにしなければいけません。
周囲にトラブル解決のためにはどうすればいいのかなどを聞くようにしましょう。
パソコン教室である程度慣れてから扱うようにする
一番理想的なのは、パソコン教室に通うことです。
ある程度の知識を習得した上でパソコンを扱うようにしましょう。
そうすれば、初心者にありがちなミスは避けられる可能性が高いです。
ただ、パソコン教室と言っても自分のレベルに合うところを選んでください。
パソコンについて教えてくれる教室と言っても、初心者や上級者向けがあるからです。
パソコンについて慣れていないと、初心者にありがちなミスをすることがあります。
些細なミスであれば問題ないのですが、やってはいけない失敗も多々あるのです。
特に保存しないで終了するということは、意外と多くの人が辿ってきた道と言えます。
ある程度初心者にありがちなミスを知っておくことで、自分が体験しないようにしましょう。
パソコン初心者にありがちなミスは大きなものから小さなものまで幅広くあります。
教室に通ってある程度の知識や技術を知ることで、そういったリスクを回避できるのです。
パソコンが使えない人は、詳しい専門家にしっかりと指導をしてもらうようにしましょう。