近年はさまざまな職種でパソコンが必須となっています。そのため、パソコンが苦手だと仕事にも悪影響が出てしまう可能性があるのです。
今回は、パソコンが苦手な人が仕事で困りがちなことについて紹介していきましょう。
タイピングが遅い
パソコンが苦手な人が最初にぶつかる壁と言ってもいいものがタイピングです。最初はキーボードを見ないと文字が打てないという人がほとんどでしょう。
そのため、メール返信などにも時間がかかるという人は多いはずです。
キーボードを見ずに打つことをブラインドタッチと言います。パソコンに詳しい人しかできないというイメージを持っている人も多いですが、そんなことはありません。
ブラインドタッチをするために必要なポイントがいくつかあるのです。
キーボードを見ないで打つことを意識する
慣れないうちはキーボードを凝視しながら打つ人がほとんどです。ただ、見ることに意識を持っていかれるといつまでもブラインドタッチはできないのです。
仕事に影響がない時間などに見ないで打つという練習をしましょう。
自己流でキータッチをしない
自己流でも上手くやれる人はいるのですが、自己流でキータッチをしないことを意識しましょう。自己流の場合だと、どうしても上手くいかない人が多いのです。
基本的に動かしやすい指は人差し指と中指です。逆に動かしにくいのは薬指と小指となっています。
動かしやすい指を使ってキーを打つ練習をしましょう。
このようにタイピングの遅さに悩んでいるなら、指の使い方がなっていない場合があります。一度自分の指の使い方を見直してみましょう。
パソコンでの作業が遅い
パソコンで作業をする時に重要視したいのが効率化です。そこで仕事に役立つスキルがショートカットキーを覚えるというものです。
マウスを使わずにキーの組み合わせだけでコピーペーストをする、保存をするなどがあります。
Ctrl+Sで保存をすることができます。文書作成などはこまめな保存でトラブル回避をすることができます。
ショートカットキーを覚えておくことで、こまめに保存をして作成した文書などが消えてしまうことを回避しておきましょう。
このように、さまざまなショートカットキーがあります。普段からよく使うものは覚えておきたいところです。パソコングッズを置いている店、100円ショップなどでマウスパッドにショートカットキー一覧が記載されたものもあるので、そういったものも積極的に活用していきましょう。
ファイルの場所をすぐ見つけられない
初心者が陥りやすいミスとして、パソコン内のファイルを見つけられないということがあります。それを回避するためには、ファイル分けや検索を上手く活用していきましょう。
例えばA社とB社のファイルを同じドキュメントに入れたままにしておくと、例え名前で分かるようにしていてもパッと見ただけで区別することができません。
そのため、A社とB社のフォルダを作って資料などはそちらにまとめるようにしましょう。そうすることで、パッと見ただけでどの会社のファイルが入っているかが分かります。
検索はパソコン内のファイルを探すことができますが、毎回それをしていては効率が悪いのでフォルダわけを心掛けるようにしてください。
眼精疲労などに悩まされる
近年はストレートネックに悩まされる人が多いです。スマホやパソコンでの作業が多くなり、同じ体勢でいることが多いからです。長時間のパソコン作業によって、肩や腰、首、そして目の痛みなどを感じる人が多いです。パソコン作業による身体への悪影響を軽減するためにこれらを覚えておきましょう。
パソコン作業による身体への悪影響するために
- 猫背にならない
- 作業中の姿勢には気をつける
- ブルーライトカットの眼鏡を使う
- 適度な休憩を挟む
これらを意識することで、パソコン作業による身体への悪影響は軽減できる可能性が高いです。特に、眼精疲労に関してはブルーライトカットの眼鏡を取り入れることで目への負担を抑えられます。適度な休憩をはさみ、大きく伸びをするなど身体がガチガチにならないようにしましょう。
ネットでの調査のやり方が分からない
パソコンは何でも調べられると言われているほど、ネット上には膨大な知識があります。
ただ、パソコンが苦手な人にとってはどうやって調べればいいのか分からないという人も多いです。基本的にパソコンで何かを調べる時には「Google検索」を使います。
Google検索で知りたいキーワードを入力することで、そのキーワードに関する検索結果が出てきます。基本的にこれらを駆使することでさまざまなことを知ることができます。ただ、キーワードとキーワードの間にスペースを入れておかないと上手く検索できないことがあるので注意してください。
パソコン教室などでは、検索の上手なやり方なども教えてもらえます。たかが検索と考える人もいるでしょうが、検索のやり方ひとつで仕事の効率化を図ることができることもあるのです。
まとめ
近年、パソコンを使う仕事が増えてきたので必須スキルと言っても過言ではありません。だけど、いきなり全部を知ろうとしても頭がパンクしてしまいます。
☆ブラインドタッチ
☆ショートカットキー
☆フォルダ分け
☆検索時のスペース
パソコン初心者が覚えておきたいスキルはこれくらいでしょう。ただ、自己流で覚える場合は意外と時間がかかってしまうし、間違った覚え方をする可能性もあります。そのため、パソコン教室などに通ってしっかりとした知識と技術を教えてもらう方がいいでしょう。
パソコンスキルがなくても仕事はできるという考えを持つ人も多いです。しかし、さまざまな職業がIT化していることもあり、パソコンスキルは必須と考えてください。パソコンスキルを持っていなくて困ることはあっても、持っていて損をすることはないので積極的に学ぶべきです。
パソコン教室などでは、実践的なスキルをしっかりと教えてくれます。書籍やネットなどで勉強するのではなく、パソコンに関する専門知識が豊富な人に学ぶ方がメリットも大きいです。費用はかかりますが、費用以上の効果を期待できるのでパソコンが苦手な人は教室に通うことなどを視野に入れましょう。