パソコン教室の授業料は安い方が望ましい?
パソコン教室の授業料について考えてみます。
目的を達する事が出来るなら料金は安い方がいいのは当然のことになります。
パソコン教室のホームページを見ると「安い」と謡っている教室が多いのでちょっと見ただけではその教室が安いのかわかりにくいと思います。
パソコン教室の料金についてどのように見るべきかを考えてみます。
パソコン教室の授業料の比較は条件を統一する必要あり
パソコン教室の相場を比較するのに知っておかない事があります。
パソコン教室の契約形態には色々あり単純に比較をする事は出来ないという事です。
例えば、10時間1万の教室と通いたい放題で月に2万の教室だとどちらが高いかというのは比較出来ないのです。
通いたい放題と他を比較する場合は、自分が通いたい時間をどれぐらいかを考えて比較をするといいでしょう。
もう一つチェックしないといけないのが、授業形態です。
個別授業かマンツーマンの授業かです。
当然のことながらマンツーマンを売りにしているような授業だと授業料は高くなります。
(集団で行う授業はあまりないと思います)
個別指導とマンツーマンの授業料を比較してはいけないでしょう。
通いたい放題は得なのか?
通いたい放題を売りにしているパソコン教室があります。
通いたい放題が本当に安く得か考えてみます。
パソコン教室も営利事業であるので利益の出ないようなコースはありえません。
個人経営なら場合によってはあり得るかもしれませんが、大手はまずありえません。
知っている限り通いたい放題には2種類あります。
1)コースの契約をした上で定額で通いたい放題
これは、まずコース料金を2万とか3万とか支払って毎月の料金が3000円とか4000円とか安くなるケースです。
当然のことながら永久に安い価格で通い続ける事が出来る分けでなくある程度経過したら次のコースを勧められます。
パソコン教室側としても3000円とか4000円とかでは商売にならないので。
価格を比較する場合はコース料金を考慮して比較すべきでしょう。
2)定額で通いたい放題
こちらは1日1時間なら1万円、1日2時間なら1.5万円としている教室です。
学習する効率としては1回1時間よりも2時間ぐらいの方が効率がいいので結局1回2時間で週に2回ぐらいの受講になる事が多いようです。
そうするとそれ程安くはなりません。
毎日、通う事が出来れば安く通えるでしょう。
一見得なように見えるチェックしないといけない部分もあります。
・通いたい時に通う事が出来るか?
次回分しか予約が出来ないなど予約に制限があったり希望する時間に予約が取れない事もあります。
申し込みの際に確認しましょう。
・自分が通えるのはどれぐらいか考えてみます。
週に2回しか通えないなら通いたい放題出なくてもいいわけです。
・コース料金を含めると高くなっていないか
通いたい放題というと安くなるように思えますが、使い方によっては高くなるので気をつけましょう。
チェックすべし繰り越しと予約の変更
料金をチェックする際に授業料以外に確認しておきたいポイントがあります。
それは、「繰り越し」と「予約の変更」です。
繰り越しとはその言葉通りに消化できなかった分を翌月に回すという意味です。
パソコン教室に行くつもりだったけど忙しくて行けなかったというのはよくある事です。
繰り越しが出来れば翌月の時間は短くてすむので出費は少なくて済みます。
ある意味お金と一緒なので「繰り越しが可能か」「どれぐらい繰り越せるか」は確認しておきましょう。
授業料以外に必要な費用
料金に関して少し注意しないといけない部分があります。
授業料以外の名目で料金が必要な場合です。
設備費やパソコン利用料・更新料などという名目で別途費用が掛かる場合は授業料が安いように見えても実際に支払うお金は安くないという事になります。
設備費などを請求するのは悪いと言っているわけではありません。
授業料だけを見て安いと思って申し込みをしようと思ったけど請求書をみたら思っていた金額と違っていたという事があるので気をつけましょうという事です。
他に必要な費用というとテキスト代になります。
市販のテキストを使っている教室も教室独自のテキストを使っている教室もテキストは必ず使います。
テキスト代は授業料に込みという教室もありますが、これは別途請求しないだけで授業料に含まれていると考えた方がいいでしょう。
電子媒体とは異なり紙媒体は必ず原価が掛かるので。
パソコン教室選びは料金だけではない
パソコン教室の授業料について色々説明して来ましたが、パソコン教室選びという意味では料金ではなかったりします。
自宅からの距離であったり、サービスの内容であったり、先生との相性だったりします。